Nippon Jibiinkoka Tokeibugeka Gakkai Kaiho
Clinical relevance of the new classification for mastoid progression in the staging and classification criteria for middle ear cholesteatoma proposed by the Japan Otological Society
By Yuka Morita, Tatsuya Yamagishi and Masahiro Takahashi.
Abstract
目的 : 日本耳科学会中耳真珠腫進展度分類2 0 1 5では,真珠腫の型を分類するとともに病変の進展範囲を P(前鼓室) ,T (鼓室) ,A(上鼓室) ,M(乳突腔)という4つの解剖学的区分をもとに Stage I(真珠腫が初発区分に限局) ,Stage II (真珠腫が隣接区分に進展) ,Stage III(側頭骨内合併症を伴う) ,Stage IV(頭蓋内合併症を伴う)という4段階の進展 度に分類されている.PTAM 領域の中で M 領域は進展範囲が広く,乳突洞に限局する症例と乳突蜂巣深部まで進展す る症例が同じカテゴリーとして扱われている.近年,経外耳道的内視鏡下耳科手術(TEES)の普及に伴い,乳突腔進 展の程度は術式選択において重要な因子となっている.本研究では,日本耳科学会用語委員会から新たに提唱された乳 突進展度分類(M0 : 乳突腔進展なし,M1 : 乳突洞まで,M2 : 乳突洞を越えて進展) (図1 : Fig. 1)の有用性につい て検討した. 対象と方法 : 2 0 2 1年1月から2 0 2 2年1 2月までに日本耳科学会用語委員会関連の1 1施設で初回手術を受けた中耳真珠腫 5 2










