The Japanese Journal of Phlebology
Sclerotherapy for Venous and Lymphatic Malformations: Current Status and Limitations
Par Shinji Wada.
Contenu en anglais
Résumé
脈管奇形の中でも,静脈奇形およびリンパ管奇形は,小児期から成人期にかけて幅広い年齢層で問題となる代表的な低流速脈管奇形である.これらは自然退縮することが稀であり,慢性的な疼痛,腫脹,機能障害,整容障害などにより,患者のQuality of Lifeを著しく損なう.硬化療法は静脈奇形治療の大きな柱であり,『血管腫・脈管奇形・血管奇形・リンパ管奇形・リンパ管腫症診療ガイドライン2022』においても,実施することが提案されている.しかしながら,全ての病変が硬化療法で制御できるわけではない.微小囊胞型リンパ管奇形や,近年提唱された線維脂肪性血管異常などは硬化療法に治療抵抗性を示すことが多い.本稿では,最新のオルダミン硬化療法を含む硬化療法の実際と,その限界となる病態,そして凍結治療などの新たな治療展望について概説する.
Mots-clés
- Diagnosis and Treatment of Venous Diseases



